数学ガール

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  • 拡大次数
    • [Q(√2) : Q] = Q(√2) / Q の拡大次数
    • 拡大次数の積の定理 [Q(√2, √3) : Q] = [Q(√2) : Q] * [Q(√2)(√3) : Q(√2)] = 2 * 2 = 4
    • 最小多項式
    • 作図可能数と拡大次数
      • αを作図可能数としたとき,[Q(α)/Q] = 2^n
    • 最小分解体
      • 方程式が一次式の積に分解できるような最小の体
    • 正規拡大
      • 拡大体に含まれる任意の数について,その最小多項式が1次式の積に因数分解する

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  • 可約と既約
    • f(x) が体 K で因数分解できるとき,f(x)はK上で可約
    • 可約でないとき,既約
  • 補題 1
    • ある多項式があって,既約多項式と共通の根をもつなら,それで割れる
  • 補題 2
    • 根の順列を変えると値を変える関数 V=φ(a_1, a_2, ..., a_n) が必ず構成できる
  • 補題 3
    • 根 a_i は全て V でかける,a_i = φ_i(V)
    • すなわち,K(a_1, ..., a_n) = K(V) ←添加体
    • K(V) は f(x) の最小分解体だ!
  • 補題 4
    • V を根とする最小多項式f_V(x)の任意の根 V_k について
    • {φ_i(V_k)} は f(x) の根!!すご
  • 定理 1
    • 方程式のガロア群というのがあって,不変ならば既知 && 既知ならば不変
    • ガロア群は補題4でつくれる置換の群
  • 定理 2
    • 補助方程式のひとつの根を追加すると体は拡大し,それに対応して,方程式のガロア群は部分群に縮小する
  • 定理 3
    • 補助方程式のすべての根を追加するとタイは正規拡大し,それに対応して,方程式のガロア群は正規部分群に縮小する
  • 定理 4
    • なんか添加したガロア群は,添加した値を不変にする置換のみ
  • 定理 5
    • 方程式が代数的に解ける ⇔ 方程式のガロア群が可解軍である
    • 可解群 = 群を単位群まで正規部分群にしていくとき,剰余群の位数が常に素数

ミルカさんの喋り方は本当にやばい